Young Investigator Award (YIA)

北海道支部：陳　　　震（北海道大学大学院保健科学研究院）

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支部名：北海道支部 氏　　名：陳　震 所　　属：北海道大学　大学院保健科学研究院 研究内容：Distinctive Lipidomic Profile of IVIG-Resistant Kawasaki Disease Patients Before and After Treatment

自己紹介：

2016年6月 中国海洋大学　医薬学院　博士後期課程　修了（医学博士） 2016年7月〜2017年3月 北海道大学　大学院保健科学研究院　健康科学分野　博士研究員 2017年4月〜2020年10月 北海道大学　大学院保健科学研究院　健康科学分野　助教 2020年10月〜現在に至る 北海道大学　大学院保健科学研究院　健康科学分野　講師 受賞のコメント・今後の抱負： 　このたび、日本臨床化学会のYIA賞に選出いただき、大変光栄に存じております。学会並びに選考委員会の諸先生方には心より厚く御礼申し上げます。また、研究をご指導いただいております同研究室の惠淑萍教授、千葉仁志特別招へい教授をはじめとする研究室の皆様、ならびに共著者の先生方に深く感謝申し上げます。 　今回、質量分析方法を用いて各脂質分子種網羅的な分析により、IVIG不応における脂質代謝の異常、特にリゾリン脂質の変化を解明し、IVIG不応川崎病予測できる新規バイオマーカーのリゾリン脂質分子を発現しました。本研究によりIVIG不応川崎病に新な診断方法が期待できると考えております。 　今後も臨床化学の発展、特に質量分析による病態の解析に貢献できるよう、より一層精進したいと考えております。引き続き何卒ご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

東北支部：高橋　昇之（東北大学病院）

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支部名：東北支部 氏　　名：高橋　昇之 所　　属：東北大学病院診療技術部検査部門 研究内容：パニック値報告運用効率化に向けた検査部の取り組み

自己紹介：

2019年東北大学医学部保健学科検査技術科学専攻卒業 2019年東北大学病院新郎技術部検査部門入職
受賞のコメント・今後の抱負：
　このたびは、日本臨床化学会の2021年度YIAにご選出頂き大変光栄に存じております。学会並びに選考委員会の諸先生方、ご推薦及びご指導いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。パニック値は医療安全や臨床検査技師のチーム医療参画の側面からも非常に重要なものであります。今後も学術的にも貢献できるような研究も含め、研究活動に励んで参りたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

関東支部：石毛　崇之（千葉大学医学部附属病院）

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支部名：関東支部 氏　　名：石毛　崇之 所　　属：千葉大学医学部附属病院　検査部 研究内容：良性家族性高アルカリフォスファターゼ血症の遺伝学的検査

自己紹介：

2009年信州大学医学部保健学科検査技術科学専攻卒業 2011年千葉大学大学院医学研究院修士課程修了 2015年千葉大学大学院医学研究院博士課程修了 2009年より千葉大学医学部附属病院検査部に勤務
受賞のコメント・今後の抱負：
　このたびは、2021年度の日本臨床化学会「YIA」賞に選出いただき、大変光栄に存じております。学会ならびに選考委員会の先生方に厚く御礼申し上げます。また、研究を指導いただきました野村文夫先生、松下一之先生はじめ関係の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。 　私は遺伝子関連検査に携わっており、本研究では非常に稀な良性家族性高アルカリフォスファターゼ血症の遺伝学的検査を行い、原因と考えられるバリアントを同定しました。 　遺伝子関連検査は急速に普及している分野でありますので、今後もその発展に貢献できるよう精進して参りたいと存じます。

甲信越支部：阿部　拓也（新潟医療福祉大学）

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支部名：甲信越支部 氏　　名：阿部　拓也 所　　属：新潟医療福祉大学 研究内容：超音波診断用造影剤 Sonazoid が生体へ及ぼす影響 – 臓器 Real time PCR を 用いた検討 –

自己紹介：

2015年3月　新潟医療福祉大学医療技術学部臨床技術学科　卒業 　　　　　 　臨床検査技師と臨床工学技士の国家資格を取得 2015年4月～2020年3月　福島県公立藤田総合病院にて、主に超音波検査に従事 2020年4月　新潟医療福祉大学医療技術学部臨床技術学科　助手 2021年10月 新潟医療福祉大学医療技術学部臨床技術学科　助教（現職） 　　　　　 　主として、小動物を用いたアブノーマルな条件下での生体反応についての研究に従事
受賞のコメント・今後の抱負：
　この度、栄誉ある賞を頂戴いたしまして、光栄に思います。 　本研究は、実臨床で最もメジャーに使用されております超音波診断用造影剤の生体への弊害に関する研究です。ヒトを対象とした造影剤投与実験が困難である中、本学科の藤井豊先生のご指導により小動物を用いることで実現いたしました。今後の展望としましては、臓器特異的な遺伝子マーカーの追加測定や遺伝子発現のタイムコースなどを検討することで、超音波診断用造影剤投与により惹起される炎症のメカニズムの解明を図り、投与量の削減を臨床へ提案できたらと考えております。この賞を糧に、一層研究活動および学生教育に従事して参ります。この場をお借りしまして、本研究に関しご指導いただきました久保野勝男先生に深く感謝申し上げます。

東海・北陸支部：該当者なし

近畿支部：該当者なし

中国支部：該当者なし

四国支部：菅﨑　幹樹（徳島大学病院）

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支部名：四国支部 氏　　名：菅﨑　幹樹 所　　属：徳島大学病院　医療技術部 研究内容：エミシズマブが投与されたインヒビター陽性の重症型血友病Aの1症例

自己紹介：

最終学歴：：山口大学大学院医学系研究科保健学専攻生体情報検査学領域　博士前期課程 現職：徳島大学病院　医療技術部　臨床検査技術部門　血液検査室
受賞のコメント・今後の抱負：
　この度は栄誉あるYIA賞にご選出頂き、大変光栄に思います。学会ならびに選考委員会の先生方、中尾隆之技師長をはじめとする検査検査技術部門の皆様、ご指導くださった当院小児科の渡辺浩良先生に厚く御礼申し上げます。今回発表させて頂いたエミシズマブは血友病Aの新たな治療薬であり、今後も患者様は増加していくと考えられます。今回の内容だけでは不十分でありますので、今後も様々なアプローチで本薬剤の研究に取り組み、少しでも医療の発展に貢献したいと考えております。これからも、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

九州支部：上⽥沙央理（九州⼤学病院）

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支部名：九州支部 氏　　名：上⽥沙央理 所　　属：九州⼤学病院　検査部 研究内容：マイクロベシクルが含有する核酸とミトコンドリアの解析

自己紹介：

2014年　九州大学医学部保健学科検査技術科学専攻卒業 2014年　九州大学病院検査部入職 2018年　九州大学大学院医学系学府医科学専攻修士課程入学 2020年　九州大学大学院医学系学府医科学専攻修士課程卒業 2020年　九州大学大学院医学系学府医学専攻博士課程入学、現在に至る
受賞のコメント・今後の抱負：
　このたびは2021年度YIA（Young Investigator Award）にご選出いただき、選考委員会の諸先生方ならびに関係者の皆様方に深謝致します。また、本研究に関してご支援賜りました九州大学大学院医学研究院臨床検査医学講座、九州大学病院検査部の皆様に心より感謝申し上げます。 　臨床検査において注目を集めるバイオマーカーには様々な種類がありますが、本研究では血液中のマイクロベシクルとミトコンドリアに注目し、組織特異的な炎症のバイオマーカー確立を目指して解析を行いました。今後も臨床検査の発展に貢献できるよう研究活動に励みたいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。