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日本臨床化学会 事務局
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代表理事ご挨拶(2021年)

新年のご挨拶

一般社団法人日本臨床化学会代表理事 前川真人

 新年あけましておめでとうございます。令和3年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 旧年は新型コロナウイルス一色に染まって、世の中が一変してしまいました。6月の社員総会や理事会などがWeb会議となりました。三井田孝教授が年次学術集会長を務められ、10月30日〜11月1日に開催された第60回年次学術集会(東京)もWeb開催となりました。当初は何とか現地で開催できるのではと期待して準備を進められましたが、感染の収束は望めず、Web開催となったわけです。ただ、実際に経験してみて、リアルタイムでの発表と討論の形式で移動に時間をとられることなく、プレゼン資料もよく見えましたので長所と感じました。最終的に900人を超える参加者となり、成功裡に終えることができましたのは、年会長を始め関係者の方々、会員の皆様、そして支えてくださった企業の方々のおかげです。ありがとうございました。
 ALPとLDの測定法変更を開始して9ヵ月が経過しました。新型コロナウイルス感染症の影響もあって、移行が予定より遅れ気味ですが、4月1日に全国の検査結果が新法に切り替わっていることを願っております。特にALPは測定値が3倍異なりますので、誤解による判読ミスにもつながりかねません。是非とも地域ぐるみで変更をお願い致します。
 医療法・臨床検査技師法が改正されて2年が経過しました。SARS-CoV-2関連の検査でも質保証の重要性が再認識されました。それでもまだ十分とは言えません。検査結果が信頼に値する真の結果なのかは、いかに臨床検査の全プロセスの質保証を遂行できたかにかかっています。日本臨床化学会(JSCC)は、学会の重要な柱として、臨床検査の質保証の確保を据えてきたと考えております。その活動のためには、臨床検査の標準化とハーモナイゼーション、多領域での技術革新と応用、ピットフォールとクリニカルパールなどのテーマがあり、また教育や国際活動が必要です。
 JSCCの代表理事を6年間務め、上記の活動を進めてきたつもりです。途上にある活動もあり、満足いただけていないことも多々あろうかと思いますが、4月からは三井田孝教授にバトンタッチして、発展させていっていただきたいと願っております。長きにわたり、ご指導ご支援ありがとうございました。私自身は引き続き監事として「全集中常中」で責務を全うしたいと思います。
 臨床化学は永遠に不滅です。JSCCは基本に頑固なまでに忠実に、そして時代に合わせて柔軟に技術や思想を取り込み、したたかに着実に成長をしていけるように、皆様と一緒に力を合わせて前進していけることを願っております。
 皆様のご健勝とご多幸、そして大いなるご発展をお祈り申し上げます。

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