学会誌 – バックナンバー(2019年)

学会誌『臨床化学』

臨床化学 Vol.48 No.1

特集:トリプトファン代謝研究の新しい展開
序文 藤垣英嗣 4
ビタミン不足およびL-Trp摂取量によって
引き起こされるL-Trpの代謝変動
-L-Trpの代謝変動の指標としての3-ヒドロキシキヌレニン-
柴田克己 5
栄養とトリプトファン代謝
-トリプトファン・NAD代謝経路の
鍵酵素ACMSDの栄養成分による変動機構-
江頭祐嘉合 16
NAD代謝による老化・疾患制御 中川 崇 22
Flash glucose monitoring(FGM)が糖尿病診療に与える影響 池田富貴 23
創薬のターゲットとしてのトリプトファン-キヌレニン代謝経路 藤垣英嗣
山本康子
齋藤邦明
28
2018年度 学会賞受賞報告(学術賞)
臨床検査へのゲノム・エピゲノム情報の応用 渡邉幹夫 34
2018年度 YIA受賞報告
培養細胞系を用いたコレステロール異化代謝経路に対する
ゲニピンの作用評価
清水(太田)美穗
不破史子
中川沙織
大和 進
三井田孝
39
福島県内の市中病院における甲状腺刺激ホルモン(TSH)の
ハーモナイゼーション
山本 肇
関本正泰
石幡哲也
齋藤市弘
高田直樹
43
プロジェクト報告
POCT対応機器・試薬による血糖およびヘモグロビンA1c測定の
外部精度評価の方法
-検体測定室における外部精度評価の実施手順-
日本臨床化学会POCT専門委員会 49
トピックス
脱フコシル化がん治療抗体の開発のトレンドに 河野誠司 64
ジャーナルトピックス
機械学習を用いた臨床データの利活用 油野岳夫 66
オピニオン
「がん遺伝子パネル検査の品質・精度の確保に関する
基本的考え方」の基本的コンセプト
前川真人 67
編集者への手紙
血清中における非抱合ビリルビンが直接型ビリルビン測定に及ぼす
影響,臨床化学,47: 256-262, 2018の論文に対して
伊藤 進
岡田 仁
69
学会だより
    70

▲ top

臨床化学 Vol.48 No.2

特 集「次世代抗体医薬品の科学とテクノロジー」
序文 西村紳一郎 90
高効率な臨床抗体の開発を目指して 鎌田春彦
永田諭志
近藤裕郷
91
次世代医薬品の開発−FcγR相互作用解析からのアプローチ− 木吉真人
石井明子
津本浩平
98
バイオ医薬品における凝集とスマートフォーミュレーション 内山 進 108
次世代抗体医薬品の現状と未来−臨床の現場− 神崎洋光
能祖一裕
114
2018年度 学会賞受賞報告(奨励賞)
アンジオテンシンⅡ刺激による血管内皮細胞における
MMP-2 mRNA発現量の変化とAGTR2の発現
佐藤 亮
長谷川智子
吉田 博
122
トロポニンT・I測定値の乖離から考えるトロポニン測定の課題 中野恵一
眞船直樹
安田慶子
秋沢宏次
杉田純一
豊嶋崇徳
130
2018年度 YIA受賞報告
抗ウイルス療法による肝線維化マーカーの変動に関する検討 石田秀和
末次 淳
古田伸行
野久 謙
竹村正男
齋藤邦明
白上洋平
伊藤弘康
137
企業シンポジウム
リキッドバイオプシーが変えるがん治療 企業シンポジウム
企画委員会
144
トピックス
IRUDが示唆する遺伝子診断体制の未来のかたち 仁井見英樹 153
ジャーナルトピックス
元素イメージは細胞内微小領域での
「生命の営み」を可視化できるか?
中西豊文 154
ACB論文紹介
トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー治療薬tafamidisによる貧血改善効果の検証 池田徳典
増田曜章
植田光晴
山下太郎
三隅洋平
神力 悟
安東由喜雄
155
ビリルビンオキシダーゼ法による
直接ビリルビン測定値へのビリルビン光異性体の影響
岡田 仁
河田 興
伊藤 進
尾崎美世
角谷 勇
荒井 健
小谷野耕佑
安田真之
岩瀬孝志
村尾孝児
日下 隆
157
糖尿病合併妊娠における新生児合併症に関する
HbA1cとグリコアルブミンの比較
(Japan glycated albumin study group: study 2)
清水一紀
平松祐司
大森安恵
中林正雄
158
グリコアルブミンとHbA1cにおける季節変動の違いについて 田中花林
目黒 周
田中正巳
入江潤一郎
税所芳史
伊藤 裕
160
オピニオン
「指定校」と「承認校」−臨床検査技師教育のカリキュラム− 丹羽俊文 162
学会だより
    164

▲ top

臨床化学 Vol.48 No.3

特 集「疼痛研究の最前線と臨床への応用」
序文 池田哲也 196
痛みの基礎知識 小山なつ 197
運動療法が鎮痛に働く脳メカニズム
−mesocortico-limbic systemの役割−
上 勝也
田島文博
仙波恵美子
203
心理・社会的疼痛
日本における外傷性頸部症候群の全例調査から
林 和寛
三木健司
211
脳機能画像を用いた痛み研究 寒 重之 219
痛みの薬物療法 山口重樹
Donald R Taylor
225
原 著
新規ガストリン放出ペプチド前駆体測定系における
測定値安定性についての検討
小林 亮
髙橋祐輔
田中信悟
柳原希美
淺沼康一
髙橋 聡
232
2018年度 学会賞受賞報告(技術賞)
非競合法に基づく25-OHビタミンD測定試薬
「ルミパルス25-OHビタミンD」の開発
小島 哲 239
新しいプロテインS測定方法と測定試薬の開発
−総プロテインS活性,総プロテインS蛋白量
およびプロテインS比活性検査−
津田友秀
金 秀日
芳村 一
245
急性腎障害の診療における尿中バイオマーカーNGALの有用性 師田かおり 252
CLEIA法による敗血症マーカー「プレセプシン」の迅速測定法の開発 依田尚文
白川嘉門
川村雅英
260
プロジェクト報告書
血清ビリルビン分画定量の標準化プロジェクト 日本臨床化学会
酵素・試薬
専門委員会
269
トピックス
リポクオリティ(LipoQuality):脂質と腸内細菌 日高宏哉 272
ジャーナルトピックス
歯周病と全身疾患−人は口から老い,口で逝く− 落合邦康 273
ACB論文紹介
便潜血検査のサーベイランス用擬似便の開発 三池 彰
小川善資
櫻林郁之介
275
グリコアルブミン異常高値を示す患者における,糖尿病治療による,
アルブミン糖化部位,ペントシジン,esRAGEの推移についての検討
宮本博康
高妻卓司
大西明弘
276
一般住民における血中miRNAと肥満指標との関連 宗綱栄二
山田宏哉
安藤嘉崇
山崎未来
坪井良樹
近藤真理
水野元貴
石川浩章
杉本恵子
刑部恵介
市野直浩
大橋鉱二
浜島信之
鈴木康司
278
蛍光標識コレステロールを用いる新規LCAT活性測定系の開発 櫻井俊宏
櫻井知子
Boris L. Vaisman
西田尚史
Edward B. Neufeld
Stephen J. Demosky Jr.
Maureen L. Sampson
Robert D. Shamburek
Lita A. Freeman
Alan T. Remaley
279
オピニオン
血清アルカリホスファターゼのこれからについて 高山知子 281
学会だより
    282

▲ top

臨床化学 Vol.48 No.4

特 集「これからの臨床化学教育」
序文 丹羽俊文 306
臨床検査学系学部教育の視点から 澁谷雪子
坊垣美也子
林 伸英
坂本秀生
307
薬学系の臨床化学教育 富岡佳久 314
大学院教育が臨床化学の基盤を築く 千葉仁志
惠 淑萍
321
今後の臨床検査技師教育に望むこと−臨床の現場から− 渡辺さち子 328
原 著
当院のパニック値・異常値報告の集計と統計的解析を用いる
パニック値の検討
井上弘子
棚町千代子
角間辰之
齊藤祐樹
田代恭子
橋本好司
中島 収
廣松雄治
山口 倫
332
座談会
臨床化学の方向性と学会誌が果たすべき役割 341
トピックス
若返り薬開発の新たな戦略 藤垣英嗣 354
ジャーナルトピックス
グリコカリックス 廣渡祐史 356
ACB論文紹介
メチル化TWIST1をターゲットとした高感度な便DNA検査と
便潜血検査の組み合わせは大腸腫瘍検出に有用である
末廣 寛
張 一博
橋本真一
高見太郎
檜垣真吾
新藤芳太郎
鈴木伸明
硲 彰一
岡 正朗
永野浩昭
坂井田功
山崎隆弘
357
血清肝線維化マーカーとしてのオートタキシンの有用性 池田 均
小林万利子
熊田博光
榎奥健一郎
小池和彦
蔵野 信
佐藤雅哉
野尻卓宏
小林玉宜
大川龍之介
島本怜史
五十嵐浩二
青木淳賢
矢冨 裕
358
妊娠高血圧症候群における特異抗体作製困難な血中ペプチドの
定量法確立と多元的評価法によるバイオマーカーとしての有用性
濱村憲佑
荒木慶彦
360
オピニオン
1型糖尿病治療に経済的支援を 目黒 周 362
学会だより
    363

▲ top